認知症=アルツハイマーと誤解されるほど割合として最も多いのが、アルツハイマー型認知症です。
正常な神経細胞が壊れ、脳萎縮がおこることが原因だと言われています。
アミロイドベータは属にいうと老人班です。
その他にも脳内伝達物質の現象があるようです。
しかしながら、アミロイドベータが蓄積する原因については
明確なことは分かっていません。
アルツハイマー型認知症の発症にはこれまで加齢や遺伝が関係するということは
明らかになっていましたが、それに加えて近年、
糖尿病や高血圧などの方はそうでない方よりもアルツハイマー型認知症になりやすいことが科学的に証明されました。
そのため、予防には生活習慣の改善が重要であるとされています。
アルツハイマー型認知症の症状(進行の速度は人によって大きく異なります)
●初期 期間2~6年間
忘れていることを忘れています。
食べた夕食の内容を忘れているのではなく、先ほど夕食を食べたこと自体を忘れてしまうといった症状が見られます。
●中期 期間2~3年間
・段々と現在と過去の区別がつかなくなります。
近い時期の記憶からなくなっていき、過去の記憶は比較的残りやすいです。
周辺症状として代表的なものが徘徊症状です。
例:買い物に行こうと家を出て、もともとの目的を忘れてしまい外で混乱してしまう。
・尿意や便意が分からず、失禁が目立ちます。
●後期
・脳萎縮がさらに進行して、言葉の数も意味も失われていきやがては話が通じなくなります。
・食事に集中できないため介助が必要になます。
・歩行が緩慢となり姿勢が前倒したり、左右どちらかに傾いていたりします。
・やがて寝たきりになり、上下肢の関節が拘縮します。
・嚥下障害も出て栄養不良と誤嚥性肺炎が起こりやすくなります。
生活習慣病も認知症を加速する要因ですので、私もメタボ、気を付けほうが良いですね。
生活習慣病はアルツハイマーだけではなく、次回説明する脳血管障害型の認知症にも
大きく関わってきます。
超感覚的介護学では、最初に波動あり、後から物理現象がついてくるという考え方をしています。
波動とはエモーション、感情ですね。
アルツハイマー型は記憶障害です。ひたすら忘れるんですね。
感情の奥底に忘れたい何かがあるから、忘れるような物理現象として
脳内にアミロイドベータが溜まり、脳内伝達物質が減って行くのです。
忘れたいことって何でしょうか?
それは生を受けてから今に至るまでの生活中で植え付けられたこともありますでしょうし、
もしかしたら、前世と言われるところから持ち越して来たかもしれませんね。
奥深くに潜む、恐れ、恐怖、不安などに起因することが多いと思われます。
サウンズスキャニングセラピーでは大脳皮質や脳内伝達物質を波動的に調えます。
また、東洋医学的に五臓六腑を調えることで精神的な安定も期待できます。
氣波 拝。